*

脂肪肝

脂肪肝の原因は飲酒だけではない

肝臓には、健康な状態でも数パーセントほどの脂肪が付いています。しかし、肝臓の小葉の3分の1以上に脂肪が付いてしまった状態を、脂肪肝と言います。飲酒など、アルコールが原因で起こるというイメージの強い脂肪肝ですが、実は、アルコールを原因としないものもあるのです。

生活習慣病の一つである糖尿病や、肥満などからも、脂肪肝が起こることが分かっています。アルコールの常飲や大量飲酒などが原因でない脂肪肝を、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼びます。これの重症化したものを、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と呼びます。壊死や炎症、線維化などを伴います。

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は、メタボリックシンドロームや、生活習慣病を合併していることが多く、日本人に増加しています。これがさらに進行すると、肝細胞がんまで移行することもある怖い病気です。

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の治療は、主に運動療法と食事療法です。エネルギー、脂肪などを制限しながら、禁酒とし、肝臓についてしまった脂肪を落としていくことが目的です。また、薬物療法も行い、早期治療を目指していきます。

このような疾患にかからないよう、普段から食事や生活習慣に気を配りましょう。脂肪肝を改善する20の極ワザ